今年も月餅の季節です

先日、紀伊國屋の本を見に高島屋へ行った時、
地下2階にある催事場がなにやら活気づいていたのでのぞいてみたら……、
中秋の名月をお祝いするのに欠かせない月餅(ムーンケーキ)を販売する
恒例の「ミッド オータム フェスティバル」がスタートしていました。

mid autumn festival

中華系シンガポーリアンが7割以上を占めるこの国では、
中秋の名月を盛大にお祝いします。
日本ではススキと月見団子だけど、こちらで欠かせないのが月餅。

中秋の名月の日に家族や友人が集まって一緒に食べるものだけど、
お中元の感覚で、お世話になった方に月餅を贈る風習もあるので
中秋節前のシンガポールでは、日本のバレンタインさながら
ホテルやレストラン、菓子店などで熱~い月餅商戦が繰り広げられます。

月餅は中身はもちろん、パッケージの豪華さにも
それぞれのお店がしのぎを削っているから、
いろいろ見比べて、そして試食で食べ比べて選べる
この高島屋の月餅フェスティバルはとっても人気なんです。
なんと出店数は50店舗ほどで、シンガポール随一の品ぞろえ!
シンガポールエアラインの月餅まであります。

SQ

月餅の種類は正統派から創作系まで幅広くそろいます。
正統派のものは、伝統的な図柄が型押しされた厚い皮の中に
しっとり、ねっとりの餡と月に見立てたアヒルの塩漬け卵を入れて
焼き上げるベイクドタイプなのだけど、
この正統派の月餅、砂糖やラードなどの油脂分もたっぷりで
かなり高カロリー……!
とくに若い人から敬遠されがちなのか、
数年前から洋菓子感覚の創作系月餅がたくさん登場しています。

正統派月餅のクセのある餡を、カスタードや胡麻、蓮などの餡、
はたまた餡ではなくナッツなどに変えた創作系が人気のよう。

SQ Moon Cake

シンガポールエアラインのパンフレット。
こちらは正統派に見せかけて、餡は白蓮となっています。

Four seasons Hotel

こちらはフォーシンズホテルのパンフレット。最近よく見るナッツ系。

このほか、スノースキンと呼ばれる生タイプの月餅も
最近はかなり幅を利かせています。
(上のフォーシンズホテルのパンフレットの下側のカラフルなもの)
フルーツやチョコレート、コーヒー、シャンパンなどなど
いろーんなテイストがあって、(なんとドリアン味まで!)
見た目もかわいいし、洋菓子感覚で食べやすいところがウケているのかな?
ただ、日持ちしないのでお土産には不向きかも。

TWG

こちらはTWGのコーナー。

月餅のお値段はお店によって幅があるけれど、
安いもので1ボックスS$30~S$40くらい、平均がS$60前後、
高いものになるとS$100を超えます。
※S$1≒81円(2014年8月現在)

シンガポール在住者のなかでは、いろんな種類の月餅を持ち寄って
月餅パーティーを開くという方も多いみたい。

月餅とはなんぞや?というツーリストの方は、
このフェアでいろんな月餅を試食して
この時期ならではの伝統スイーツの味を満喫してみるのもいいかも!
ミッド オータム フェスティバルは、
9月8日まで開催されているそうですよ。

 

Takashimaya Singapore
391 Orchard Rd.
+65-6738-1111
http://www.takashimaya.com.sg

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